川淵氏がチェアマン就任 バスケ改革に「全力をささげたい」

[ 2015年1月28日 19:17 ]

 国際バスケットボール連盟(FIBA)は28日、無期限の国際試合出場停止処分を科している日本協会の改革を主導する10人のタスクフォース(特別チーム)を東京都内で発表し、チェアマンに就任した日本サッカー協会の川淵三郎最高顧問は「改革のために全力をささげたい」と述べた。チェアマンはFIBAのワイス財務部長とともに務める。

 特別チームは第1回の会合を開き、サッカーのJリーグで初代チェアマンを務めた川淵氏は記者会見で、2016年リオデジャネイロ五輪の予選出場を見据えた6月の処分解除へ、最大のテーマに男子のナショナルリーグ(NBL)とTKbjリーグの統合を掲げた。統合リーグのキーワードには「地域密着」「プロ」を挙げ、収入やチーム力など一定条件を満たしたチームが1部リーグに入る案を披露。「それが10チームなのか20チームになるのか。トップで活躍する資格を持っていたら選ぶ。チーム数ではなく、条件ありきでやる」と語った。

 FIBAの承認を得る時間を考慮し「4カ月ちょっとしか時間がない」と早急に協議を進める決意を示した。

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