錦織、ストロークで押され「焦り」 痛恨のドロップショットミス

[ 2015年1月28日 16:39 ]

全豪オープン男子シングルス準々決勝、試合を終え観客の声援に応える第5シードの錦織圭

テニス全豪オープン第10日・男子シングルス準々決勝 錦織圭 3―6、4―6、6―7 スタニスラス・ワウリンカ

(1月28日 メルボルン)
 【錦織圭に聞く】

 ――全米オープンで対戦した時のワウリンカと比べて。

 明らかにサーブはよくて、全く読めてなかった。前回とはコースも変えてきたし、逆を突かれた。ストロークも最初に押されて焦ってしまった。先にプレッシャーをかけられた。

 ――序盤はミスも多かった。

 きょうは最初は感触がよくなかったのに打ち急いだ。左右に散らすこともできず、どうしたらいいのかなかなか見えてこなかった。

 ――第3セットはサーブアンドボレーも交えて攻めた。

 事前には全く考えてなかった。3セット目はサーブもよくなってきていたので。でもタイブレークでは勇気がなかったし、1本目でミスが出た。大事なところで決めきれなかった。

 ――タイブレーク6―6からのドロップショットのミス。

 正直あれが一番悔しい。選択は間違っていないけど、100%取らないといけないポイントをミスしたのが精神的には辛い。もし取っていたら自分の中でも少し変われた可能性はあった。もったいなかった。

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2015年1月28日のニュース