藤田監督号泣「選手が日本一」絆ガッチリ3年生がV原動力に

[ 2015年1月8日 05:30 ]

監督として初の優勝を飾り、古川主将(左)と抱き合う東福岡・藤田監督

全国高校ラグビー決勝 東福岡57―5御所実

(1月7日 東大阪市・花園ラグビー場)
 こらえていた涙がテレビカメラの前を離れるとあふれ出した。東福岡の藤田雄一郎監督(42)は「選手が日本一。自分は勝たせてもらっただけ」と声を詰まらせた。

 3連覇を含め花園V4の名将・谷崎重幸監督からバトンを受けて3年。1年目の花園は8強、昨年度も4強に終わった。勝負の3年目はメンバー25人のうち就任1年目に入学し、手塩にかけて育ててきた3年生を23人入れた。

 3年生との絆は固く3年ぶり頂点への原動力になった。コーチ時代を含め指導者として今回が連続15回目の花園。「優勝してやっと監督としてのスタートラインに立てた気がする」と感無量の面持ちだった。

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