孔明 グリーンに苦闘、3パット連発43位発進「難しいっちゃ」

[ 2014年12月12日 05:30 ]

タイ選手権第1ラウンド、3番でティーショットを放つ小田孔明

アジアンツアー タイ選手権第1日

(12月11日 タイ・チョンブリ アマタスプリング・カントリークラブ=7488ヤード、パー72)
 今季国内ツアー賞金王の小田孔明(36=フリー)は4バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの2オーバー、74で、首位と5打差の43位と出遅れた。日本勢トップはパープレーの72で回った岩田寛(33=フリー)と川村昌弘(21=マクロミル)で19位。タンヤゴーン・クロンパ(24=タイ)ら4人が3アンダー、69で首位に並んだ。

 グリーンに手を焼き、流れをつかめなかった。74を叩いた小田孔は「難しいっちゃ。グリーンがね」とため息交じりの博多弁で振り返った。強風の中でショットの精度も欠き、パー3で3度も3パット。特に「(13番の)ダボが痛かった」と悔しさが残る。ただ、同組で回ったマスターズ2勝のB・ワトソン(米国)が4オーバーと崩れる中、「バッバに勝ったから良かった」と前を向ける材料もあった。自力でのマスターズ出場が懸かる一戦で目標は5位以内。「5打差で済んで良かった」と気持ちはなえてなかった。

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2014年12月12日のニュース