バレー日本代表 パチンコ店で財布から札抜き取る

[ 2014年12月12日 13:01 ]

窃盗容疑で逮捕された東レ・王金剛容疑者

 パチンコ店で財布を置引したとして、警視庁大崎署は12日までに、窃盗の疑いで、バレーボール日本代表で東レ所属の王金剛容疑者(30)を逮捕した。東レの男子バレーボール部は12日、東京体育館で開催中の全日本選手権の出場を辞退した。

 逮捕容疑は、10日午後8時半ごろ、品川区東五反田2丁目の店舗で、20代の男性客が席を離れた間に、パチンコ台に置いていた財布を盗んだ疑い。

 大崎署によると、財布には15万円以上入っており、王容疑者はそのうち14万円を抜き取った後で店員に届けていた。「ついやってしまった」と容疑を認めている。

 財布はその後、男性客に返却されたが、紙幣がなくなっていたため、店員が110番した。署員が店内にいた王容疑者に事情を聴くと、盗んだことを認めたという。防犯カメラにも紙幣を取る姿が写っていた。チームは品川区内に宿泊し、当時は自由時間だった。

 東レは昨年を含め、全日本選手権で7度の優勝を誇るなど強豪として知られている。王容疑者が逮捕された翌日の11日の2回戦から登場し、創造学園高(長野)に勝って準々決勝に進んでいた。

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2014年12月12日のニュース