理事会で新規定承認…親方70歳まで再雇用、給与は正規の70%

[ 2014年11月17日 05:30 ]

 日本相撲協会は福岡国際センターで理事会を開き、希望する親方に70歳まで再雇用する新規定を承認。23日に定年となる楯山親方(元関脇・玉ノ富士)ら今後4年で12人が定年を迎える。

 理事会の審査を経て再雇用された親方は参与となり、年寄名跡を保持したまま年寄名で在籍。給与は正規雇用の70%で理事長が定める職務に就くが、部屋を持つことや役員にはなれない。

 宗像紀夫外部理事(元東京地検特捜部長)は「再雇用は権利であって義務ではない。経験を生かしてもらえるよう理事長が職務を与える」と話した。理事会では力士や親方の来年の給与を14年連続で据え置くことも決めた。

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2014年11月17日のニュース