遼“前向き”5差発進 難グリーン慣れた3連続バーディー

[ 2014年10月11日 05:30 ]

第1ラウンド、6番でティーショットを放ち、クラブを放す石川遼

USPGAツアー フライズコム・オープン第1日

(10月9日 米カリフォルニア州ナパ シルベラードリゾート=7203ヤード、パー72)
 石川は「スコア的にはもう少しいけたと思うが、全体的に思ったより伸びていないので遅れるという形にはなっていない」と前向きだった。

 インから出た序盤はスピードの速いグリーンに翻ろうされ、12、15番でいずれも3パットのボギーを叩いた。それでも「そこからいつものタッチを出せるようになった」と次第に速さに慣れ、16番で10メートルのロングパットをねじ込むと、17、18番は5メートルを沈めて3連続バーディーにつなげた。

 後半は、ややショットが乱れて「スイングの部分ですね。そこは納得がいかない」と課題を口にしたが、「悪い内容ではない。良いスタートが切れた」と表情は晴れやかだ。今季は、当初から目標を米ツアー初優勝に定めているだけに「2日目以降もいい内容を目指したい」と上位浮上を誓った。

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