松岡修造氏 錦織の熱戦にもらい泣き「圭、自分に勝ったぞ!」

[ 2014年10月5日 20:15 ]

松岡修造氏

男子テニス楽天ジャパンオープン最終日

(10月5日 東京・有明テニスの森公園)
 スポーツキャスターの松岡修造氏(46)が5日、自身のブログを更新。楽天ジャパン・オープンを2年ぶりに制した錦織圭(24)について「日本の圭、アジアの圭、世界のKEI!」と大絶賛した。

 テレビ東京の中継で解説を務めた松岡氏は「正直、今日はコラムを書くのをやめようかと考えた。なぜなら...あまりにも凄い試合だったので、今の感情を上手く表現できっこないから...」と錦織の奮闘に言葉で表現しきれないほど感動したと振り返った。

 フルセットになった一戦を全身全霊を尽くして制すと、コートに倒れこみ号泣した錦織。「僕が圭の涙を見るのは、13歳、ジュニア合宿で僕が追い詰めて泣いた時以来だ」「“圭、自分に勝ったぞ!”僕は涙声で叫んでいた!」。めったに見せない錦織の涙に、松岡氏も思わずもらい泣きしてしまったようだ。

 この試合で錦織から学んだことは「限界を超えたとき本当の強い自分に会える!」ということ。「この一週間幸せでした!人は強いと気づかせてくれました。辛いことがあったら今日の圭を思い出します!」と松岡氏にとって生きる道しるべになるほど衝撃的な一戦だったともいう。

 初の2週連続優勝を経験した錦織へ「どうか今日は新しい自分との出会いを祝い噛み締めてください!」とエール。「日本の圭、アジアの圭、世界のKEI!」と全米オープンでの準優勝がまぐれではないことを証明した日本のエースを手放しで褒めちぎった。

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2014年10月5日のニュース