テレ東 錦織中継、途中で終了も…修造氏は期待裏切らぬ熱血解説

[ 2014年10月5日 17:28 ]

優勝した錦織はコートに倒れこむ

男子テニス楽天ジャパンオープン最終日

(10月5日 東京・有明テニスの森公園)
 世界ランク7位の錦織圭(24)が2年ぶりの優勝を果たした男子テニスの楽天ジャパン・オープンはテレビ東京が地上波独占中継をしたが、第2セットが終了し1セットオールとなった時点で放送終了してしまった。

 当初は深夜2時からの放送だったが、「日曜ミステリー」の枠を使って昼間に“格上げ”。さらに、錦織のことを11歳から知るスポーツキャスターの松岡修造氏(46)を解説に起用した。

 放送は午後2時に開始したものの、序盤30分は今大会のハイライトなどを放送し、30分遅れで2時30分に試合開始。4時まで放送枠を確保していたが、タイブレークまで持ち込まれた第1セットは錦織が7―6で制し、第2セットはミロシュ・ラオニッチ(23=カナダ)が6―4で取り返したところで放送終了となった。

 ツイッターでは肝心なところで放送終了となった怒りの声も見られたが、「特別に放送を決めたのでしょうから、文句は言えないのですが、残念」「テレ東、急遽錦織くんの決勝を生中継したのはよかったけど、この緊迫した第3セットの途中で放送終了って」など事情を理解するユーザーも少なくなかった。

 また、松岡氏は「解説者としての立場で話せばラオニッチが有利でしょう」と当初は冷静な解説をしていたが、錦織が第1セットのタイブレークを絶妙なリターンで取ると「きた!きたー!とんでもないタイブレークだったな、これは。あんなショット、リターン見たことないですよ」と我を忘れて褒め称えていた。

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2014年10月5日のニュース