強心臓アマ永井 耐えて4差 ボギー先行も焦らずイーブン

[ 2014年10月5日 07:26 ]

<日本女子オープン3日目>2番、バンカーからアプローチするアマチュアの永井花奈

女子ゴルフツアー 日本女子オープ第3日

(10月4日 滋賀県栗東市 琵琶湖カントリー倶楽部 栗東・三上コース=6522ヤード、パー72)
 ツアーで2度のトップ10経験がある実力アマは落ち着いていた。永井は15番のボギーで3日目にして初めてボギーが先行する形になった。そこで下を向かず、自分の状態を冷静に見つめ直した。

 「ショットもパットも悪いわけじゃない。バーディーは来る」。続く16番ですぐさまバーディー。イーブンパーに戻して、3日目を耐え抜いた。

 東京・日出高2年の17歳。プロでの活躍を目指して3月から筋トレに取り組んだ。週3度のジム通いの成果は表れている。「ラウンド後は疲れて練習ができないことがあったけど、今はそれができています」。神経を擦り減らすこの大会でも、かつての不安は感じておらず「体力は気になるところはありません」とケロッとしている。首位とは4打差。若さと持ち味のショットで、今大会初のアマチュアVに挑む。

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