帰国した銀メダリスト衝撃告白!高谷惣 熱湯かけられる暴挙

[ 2014年9月12日 05:30 ]

帰国し銀メダルを掲げる高谷だったが…

 男子フリースタイルの選手団が成田空港着の航空機で帰国し、74キロ級で銀メダルを獲得した高谷惣亮(25=ALSOK)が大会中に熱湯を頭にかけられる暴挙に遭っていたことを明かした。

 暴挙は3回戦でムラド・ガイドアロフ(ベラルーシ)を4―0で退けた後に起きた。準決勝に備えウオーミングアップ場で休んでいたところ、背後から近づいてきたガイドアロフから頭に熱湯をかけられた。高谷惣もカッとなったが、関係者が仲裁に入った。

 「いきなりポットの熱湯をかけられて。ドクターに“はげるよ”と言われ、冷やしてました。髪の毛に助けられましたね。切るタイミングを逃して長かったので」。レスリング界屈指のイケメンは笑って振り返ったが、一つ間違えれば棄権となる可能性もあった、前代未聞の出来事だった。

 ガイドアロフはもともとラフファイトで悪名高い選手。敗者復活戦では反則負けで順位剥奪の処分。さらに直後の別の試合の判定に抗議し、UWWのデュソン事務総長を暴行したという。

 日本レスリング協会は高谷惣への暴挙を問題視。馳浩副会長は「永久追放に値する行動。UWW(世界レスリング連盟)に報告する」と語気を強めた。近く書面で抗議の手続きをする予定だ。

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2014年9月12日のニュース