松山 希望の2差発進 PO最終戦に“つながる”69

[ 2014年9月6日 05:30 ]

第1ラウンド、1番でラフから第2打を放つ松山

USPGAツアー BMW選手権第1日

(9月4日 米コロラド州チェリーヒルズビレッジ チェリーヒルズCC=7352ヤード、パー70)
 プレーオフ第3戦は雷のため9選手がプレーを終えられず、サスペンデッドとなった。松山英樹(22=LEXUS)は3バーディー、2ボギーの69で回り、首位と2打差の暫定13位につけた。ホールアウトした中では、ロリー・マキロイ(24=英国)ら3人が67で暫定首位に並んだ。

 松山が最終戦へとつながる一打を放った。2アンダーで迎えた18番パー4。第1打の3Wが左に飛び出し、あわや“池ポチャ”のピンチ。池まであと一歩というセミラフで止まると、184ヤードの2打目をピンそば1・2メートルに絡めるスーパーショットでバーディーを奪った。後半に2つ落としたが、この貯金が効いて1アンダーの69でホールアウト。「フィーリング的には凄くいい」と表情を緩ませた。

 ピンチでパットが光った。13番は3・5メートル、15番は2メートルを沈めてパーを拾った。最近は不調だったパッティングだが「練習でも凄くいいストロークができている」と手応えを感じた。フェデックス・ポイントは現在30位で、次週のプレーオフ最終戦、ツアー選手権に出場できるぎりぎりの順位。「今週頑張って行けなかったらしようがない。それが今の自分の力。まず自分のプレーをやった上で結果を待ちたい」と語った。

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2014年9月6日のニュース