伊達 ダブルスで4大大会初決勝ならず「チャンスはあった」

[ 2014年9月6日 05:30 ]

女子ダブルス準決勝で敗退し、引き揚げるクルム伊達(右)、ストリコバ組

テニス 全米オープン第11日

(9月4日 ニューヨーク ビリー・キング・ナショナル・テニスセンター)
 女子ダブルスではクルム伊達公子(43=エステティックTBC)が4大大会初の決勝進出を逃した。

 バルボラ・ストリコバ(28=チェコ)とのペアで、第4シードのエカテリーナ・マカロワ、エレーナ・ベスニナ組(ロシア)に挑み、5―7、3―6で敗戦。この種目の日本女子として09年全豪の杉山愛以来の決勝進出はならなかった。「自分たちが試合を支配していただけに受け止めるのに時間がかかる」と伊達は達成感よりも悔しさを強くにじませた。第1セットの第1ゲームからブレークに成功し、5―2とリード。しかし、ここから5ゲームを連取されて第1セットを落とすと、第2セットも続けて4ゲームを失い、気づけば敗色濃厚となっていた。ネットプレーで鋭い動きを見せたものの、実らずに「もっとやれることはあったし、チャンスはあった」と残念がった。

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2014年9月6日のニュース