錦織、決戦前に軽めの練習 7日未明に準決勝

[ 2014年9月6日 09:27 ]

 テニスの全米オープン男子シングルスで日本選手として96年ぶりに4強入りした第10シードの錦織圭(日清食品)が、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する準決勝が、6日正午(日本時間7日午前1時)すぎにセンターコートで開始することが5日、決まった。

 決戦を翌日に控えた日本のエースは5日午前10時半ごろニューヨークの会場に入り、会場で3番目に大きい試合用コートで約45分間、非公開で調整した。軽めの練習を終えたようで、マイケル・チャン・コーチは「いい練習ができたしもう十分。体調も問題ない」と話した。

 24歳の錦織は男女を通じて日本選手で四大大会史上初の決勝進出を目指す。世界ランキング11位の錦織は、準決勝で敗れても大会後は自己最高に並ぶ9位に再浮上することが確定している。

 世界1位のジョコビッチは2011年大会の優勝者で、5年連続の決勝進出を目指す。2人の対戦成績は1勝1敗で、3月には米国での大会の準決勝で対戦する予定だったが、錦織がけがで棄権した。(共同)

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2014年9月6日のニュース