千秋楽の結果次第 豪栄道昇進を議論か 北の湖理事長「大事なのは安定感」

[ 2014年7月26日 21:02 ]

<名古屋場所14日目>照ノ富士(右)を寄り切って3敗を守った豪栄道

 大相撲名古屋場所14日目の26日、日本相撲協会で昇進問題を預かる審判部が、関脇豪栄道の大関昇進を議論する可能性が出てきたことが分かった。千秋楽の大関琴奨菊戦の結果次第となる。

 審判部の井筒副部長(元関脇逆鉾)は「明日(千秋楽)を見てみないと分からない。今、言えることはない」と話した。一部に好意的な意見もあるが、具体的な協議には至っていないという。

 14日目を終えて11勝3敗の豪栄道は鶴竜と白鵬の2横綱を連破する活躍で、千秋楽に勝てば直近3場所で計32勝となる。大関昇進の一つの目安とされるのは33勝。

 昭和以降単独1位となる14場所連続の関脇在位期間に豪栄道は2場所連続2桁勝ち星がなく、負け越しが2度ある。先場所は8勝だった。北の湖理事長は「(連続2桁なしは)厳しく見られる。32、33の数字は関係ない。大事なのは安定感」と述べた。

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