日本通算6点でB組首位キープ!藍&さくら 6ダウンから巻き返す

[ 2014年7月26日 08:11 ]

第2日、16番でバーディーを決め、横峯さくら(右)と喜ぶ宮里藍

 女子ゴルフの国・地域別対抗戦、インターナショナル・クラウン第2日は25日、米メリーランド州オウイングズミルズのケイブズバレーGCで行われ、1次リーグB組の日本はオーストラリアに1勝1分けで3点を加え、通算6得点でB組首位を維持した。

 宮里美香、比嘉真美子組が3アンド2で勝って2点、宮里藍、横峯さくら組は劣勢の展開から引き分けに持ち込んで1点を獲得した。

 宮里藍、横峯組は、6ダウンで迎えた後のない12番で横峯が1・5メートルのパットを沈める初バーディー。その直後、競技委員からスロープレーの警告を受けて時間計測が始まるとオーストラリアが乱れ、日本の猛反撃が始まった。13、14番と連続で奪い、16番で宮里が2メートル、17番では横峯がカラーから10メートル以上の長さをパターで沈めて連続バーディー。18番もボギーの相手に対し、パーをセーブして辛うじて追い付いた。

 B組2位は4点の韓国。A組はタイが5点で首位に立ち、この日2勝で4得点を挙げた米国が2位に上がった。

 大会は1チーム4人制で8チームが参加。1次リーグは2組に分かれ、2人一組でホールごとにいい方のスコアを採用するフォアボールで総当たりする。各組2位までと3位のうち1チームが最終日のシングルスに進む。

 ▼宮里藍の話 6ダウンからの巻き返しは信じられない。もう(引き分けも)ないと思っていた。さくらが17番でバーディーを入れてくれた時は大声で叫んでしまった。チームワークが良いので3日目以降もみんなで乗り切れると思う。

 横峯さくらの話 16番で藍ちゃんがバーディーを決めて流れをつくってくれた。17番で私のバーディーパットが入ったのは本当にラッキーだった。最後まで諦めなくてよかった。

 ▼宮里美香の話 前日は引き分けた悔しさがあったので、どうしても勝ちたいという気持ちが強かった。真美子は飛距離があるから、私が第2打で先につけた。(第3日の)韓国戦は相手に不足はない。もうやるしかないので、全力で戦う。

 ▼比嘉真美子の話 ほどよい緊張感でプレーができた。4番からの3ホールでいい流れがつかめた。日本はチームとしてプラスアルファの部分で大きな力を持っていると思う。残り2日も精いっぱいやる。(共同)

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