“絶対王者”仏リネール 日本バッサリ「一番ではない」

[ 2014年6月11日 05:30 ]

井上康生監督(左)と握手するリネール

 柔道界の“絶対王者”テディ・リネール(25=フランス)が東京都多摩市の国士舘大で行われた全日本男子の公開練習に参加した。

 男子100キロ超級のロンドン五輪金メダリストで世界選手権5連覇。「日本は連盟は一番だが、柔道では一番ではない」と当然のように言い切った。

 乱取りでは8月の世界選手権同級代表の七戸龍が6分間で4本も取られるなど、いいようにあしらわれた。井上康生監督は「これが現状」と実力差を認めざるを得なかった。井上監督は稽古後はリネールと練習した選手を集め、車座になって緊急対策会議。「現実を直視して何をするか考えろ」と叱咤した。

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2014年6月11日のニュース