桑原 PO制しV!初の全国大会へ「10位以内」目指す

[ 2014年6月11日 05:30 ]

プレーオフ、ティーショットを放つ高崎健康福祉大高崎・桑原

スポニチ主催平成26年度関東高等学校ゴルフ選手権女子の部(個人第48回、団体第29回)最終日

(6月10日 栃木県大田原市 那須野ケ原カントリークラブ=6296ヤード、パー72)
 個人は首位タイでスタートした桑原萌(群馬・高崎健康福祉大高崎2年)と大出瑞月(群馬・関東学園大付2年)が譲らず共に68、通算7アンダーの137でプレーオフの末に桑原が優勝。3人の合計スコアによる団体戦も新潟・開志学園、栃木・宇都宮文星女が432で並び、4人目のスコアにより開志学園が初優勝を飾った。個人はシード選手を除く上位27人、団体は7校が8月の全国大会(山口・宇部72CC)への出場権を手にした。

 プレーオフ1ホール目で大出を破り、優勝した桑原は帰りのカート上でそっと涙を拭った。ホールアウトした時点では単独トップ。「優勝かな」と思った直後にプレーオフを知らされ「正直やりたくなかった」と緊張感に襲われたが、アプローチを1メートルに寄せて初体験のプレーオフを制した。

 群馬・高崎生まれ。小学6年でゴルフを始め、高校のゴルフ部員は2人で個人練習が中心。昨秋の関東大会28位が最高でまだ全国大会経験はなく、今回も「全国に行ける27位」が目標だったが、最終日に自己ベストの68をマークして一気に頂点に立ち「一番行きたかった大会。10位には入りたい」と目を輝かせた。

 ▼2位・大出瑞月 悔しいです。2日間はいいプレーができたんですが、プレーオフは雰囲気が違い、アプローチが寄らなかった。(プレーオフで敗れる)

 ▼10位・石川彩 連覇を逃したのも悔しいですが、自分のスコアの方が悔しいです。(初日トップも75で連覇ならず)

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2014年6月11日のニュース