昨年最年少Vの山口 ヒヤヒヤ予選突破、ミス目立ち反省

[ 2014年6月11日 05:30 ]

本戦進出を決めた山口

 バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン第1日は10日、東京体育館で各種目の予選が行われ、女子シングルスで昨年スーパーシリーズ最年少優勝を果たした17歳の山口茜(福井・勝山高)が1、2回戦を勝ち、本戦に駒を進めた。11日の1回戦でロンドン五輪金メダリストの李シュェルイ(中国)と対戦する。昨年準優勝の打田しづか(日本ユニシス)、世界ジュニア選手権3位の大堀彩(福島・富岡高)は敗退した。

 2連覇を狙う山口がヒヤヒヤの予選突破となった。世界ランキングが低いため予選から登場すると、2回戦で同じ高校生を相手に最終セットまでもつれる苦戦。最後は強烈なスマッシュで本戦出場を決めたが「ミスが目立つところがあった」と反省した。

 「夜に(記者)会見があって、負けて出るのは嫌だなと思っていた」と第2ゲームで集中力を欠いたことを明かした。6日には17歳の誕生日を地元勝山で過ごした。「久しぶりに家に帰れたので福井名物のソースカツを食べたいと言った」と英気を養って満足顔。1回戦は12年ロンドン五輪金メダリストで世界ランク1位の李と対戦する。「スピードが速くて全部強い。自分からミスしないようにしたい」と全力で挑戦する。

続きを表示

2014年6月11日のニュース