錦織ストレートで4強進出 苦手クレーコートも圧倒

[ 2014年4月26日 05:30 ]

準決勝進出を決めた錦織圭

 男子テニスのバルセロナ・オープンは25日、バルセロナで行われ、シングルス準々決勝で世界ランキング17位の第4シード、錦織圭(日清食品)は世界27位のマリン・チリッチ(クロアチア)に6―1、6―3で完勝し、初の4強入りを果たした。準決勝では世界23位のエルネスツ・ガルビス(ラトビア)と対戦する。

 苦手としたクレーコートで「最近は自信を持っている」というストローク戦に持ち込んで完全に試合を支配。ツアー通算11勝で今季好調の強敵を寄せ付けなかった。2年前は準々決勝で試合中に腹筋痛で棄権し、昨年は3回戦敗退。今大会はコーチに迎えたマイケル・チャン氏(米国)の教えを受け「緩急とコート全体を使って相手の急所を突く戦略」を実践した。目標とした8強の壁を突破した。

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2014年4月26日のニュース