錦織攻めて攻めて8強進出「大事な場面でサーブに助けられた」

[ 2014年4月25日 05:30 ]

男子シングルスで準々決勝進出を決め、観客の声援に応える錦織圭

 男子テニスのバルセロナ・オープンは24日、バルセロナで行われ、シングルス3回戦で世界ランキング17位で第4シードの錦織圭(日清食品)は同60位のアンドレイ・ゴルベフ(カザフスタン)を6―0、6―4で下し、準々決勝に進んだ。

 攻めの姿勢を貫き、緩急自在なショットで揺さぶった。左股関節の故障から復帰した錦織は第1セットを6―0。第2セットは1メートル85の長身を生かしたプレーが持ち味のゴルベフに主導権を奪われたが、劣勢にも冷静に対応した。成功率が7割を超えた第1サーブの安定感も増し「大事な場面でサーブに助けられた」と喜んだ。左脚の状態はまだ万全でないが、クレーコートでの戦い方は「ストローク戦がとても大事」。5月25日開幕の全仏オープンの前哨戦と位置づける舞台で8強入りし「次はもっと足を動かして勝ちたい」と意気込んだ。

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2014年4月25日のニュース