片山“教授”女子プロに講義しながら66首位

[ 2014年4月25日 05:30 ]

片山晋呉は女子プロゴルファーの山村彩恵(右)をキャディーにし、18番ホールで談笑する

男子ゴルフツアーつるやオープン第1日

(4月24日 兵庫県川西市 山の原ゴルフクラブ山の原コース=6804ヤード、パー71)
 “片山女学園”が派手に開校した。1番でピンそばにつけてバーディー発進すると、3、4、6番も全て2メートル以内につけてバーディー。後半も2バーディーで、片山が首位発進した。

 「グリーンのタッチも合っているしショットもいい。好調ですよ」。口調が明るいのはキャディーの存在も大きい。今大会限定でバッグを担いでいるのは21歳の女子プロ、山村彩恵だ。ともにコーチが江連忠という縁で山村から懇願され、快諾したという。歩測やライン読みなども全て片山自身でやるため「結構大変なんだよ」と苦笑いするが、実は「教えるのは大好き」という教え上手で、北田瑠衣や飯島茜ら信奉者は多い。昨年のコカ・コーラ東海クラシックで5年ぶりの復活優勝を遂げた際も女子プロではないが元ハウスキャディーの美人人妻がバッグを担いでいた。その際も「俺が教えるばっかりで疲れたよ」と話していたが、コミュニケーションを取りながらプレーすることが好循環となっているようだ。「いいスタートを切れたけれどまだ3日あるから」。片山教授の人気講義はまだまだ続く。

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2014年4月25日のニュース