沙羅優勝!地元で女子単独最多の通算14勝目 W杯札幌大会

[ 2014年1月11日 13:21 ]

トップに立った高梨沙羅の1回目

 ノルディックスキー・ジャンプ女子のW杯個人第6戦が11日、札幌市宮の森ジャンプ競技場で行われ、地元北海道でのW杯初優勝を狙う高梨沙羅(クラレ)が合計254・5点で優勝、サラ・ヘンドリクソン(米国)を抜いて女子単独最多となる通算14勝目を挙げた。

 風による中断と雪の降る中でも、高梨は1回目の最長不倒となる99メートルを飛んで130・3点。118・4点で2位のカリーナ・フォクト(ドイツ)に大差をつけて2回目に進んだ。日本勢では伊藤有希(土屋ホーム)も86メートル、99・4点で2回目に進んだ。

 高梨は2回目も安定した飛躍で94・5メートルをマークし、リードを守り切った。

 ▼高梨沙羅の話 自分がやらないといけないことはできた。昨年は残念な結果だったけど、今年はいい結果で終われたし、見に来てくれた人に楽しんでもらえたかなと思う。記録より内容のレベルアップを頑張りたい。

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