出場枠の確保へ明暗 渡瀬予選通過、山田は予選落ち

[ 2014年1月11日 05:30 ]

ジャンプ女子W杯札幌大会

(1月10日 札幌市宮の森=HS100メートル、K点90メートル)
 日本の五輪出場枠確保を目指す2人が予選で明暗が分かれた。

 ソチ五輪の出場枠は30人。グランプリと19日蔵王大会までのW杯2シーズン分の合計点で決まる。各国最大4枠だが、スロベニアの選手が重複しており実質的なカットラインは現在33位。同35位であと一歩の状況にいる渡瀬あゆみ(アインファーマシーズ)は、予選を89.5メートルの9位で通過。残り4戦で19ポイントの獲得が条件となるが「調子が上がっている状態で臨めている」と決勝に向けて手応えをつかんだ。一方で誤算は、同32位で現在は圏内の山田優梨菜(長野・白馬高)。68.5メートルの失敗ジャンプで5人しかいない予選落ちを喫し、ショックで涙を浮かべた。

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2014年1月11日のニュース