女子アジア合宿を公開 吉田「若い選手とやれるのは刺激に」

[ 2013年12月3日 19:57 ]

 レスリングの日本女子は3日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで中国、韓国、モンゴルとのアジア合宿を報道陣に公開し、55キロ級で五輪3連覇の吉田沙保里(ALSOK)は「見たことのない若い選手とやれるのは刺激になる」と笑顔で話した。

 吉田は2年ぶりに出場する全日本選手権(21~23日・代々木第二体育館)に向け「しっかり集中して勝ちたい」と述べ、2016年リオデジャネイロ五輪出場への意欲も示した。

 五輪3連覇した63キロ級から59キロ級に変更して全日本選手権に出場する伊調馨(ALSOK)は「もともと体重が足りていなかったし、自分本来の階級でやってみたかった。未知の世界だけど、63キロ級ではもうやらないと思う」と話した。

 72キロ級で35歳の浜口京子(ジャパンビバレッジ)は「レスリングは生きがい。難しい決断だったが、引退という言葉や考えがなかなか出てこない」と現役続行を表明した。ロンドン五輪以来の実戦となる全日本選手権では「今できることを精いっぱいやる」と再出発を誓った。

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2013年12月3日のニュース