田知本愛ら海外勢と稽古 柔道日本女子の国際合宿公開

[ 2013年12月3日 19:19 ]

 柔道のグランドスラム東京大会に出場した女子日本代表らが3日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで海外勢との合宿を報道陣に公開し、78キロ超級で2連覇した田知本愛(ALSOK)らが乱取りなどに汗を流した。

 国際合宿にはフランスやロシアなど10カ国以上から約40人が参加し、4日まで行われる。田知本愛はブラジル選手らと手合わせし「左肘とか痛いところだらけで投げが決まらないので、組み手を重視した」と話した。70キロ級で初優勝した20歳の新井千鶴(三井住友海上)は「相手を知ることが大事」と強豪に積極的に挑んでいた。

 来年から新ルールで女子は1試合4分と1分短縮される。日本女子の南條充寿監督は「外国人と長く組むことが目標」として乱取りを6分に統一し、「これまで以上にパワーが必要になってくる」と警戒心を強めた。

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2013年12月3日のニュース