全柔連元理事 「被害者が告訴を取り下げ」不起訴処分に

[ 2013年11月5日 19:20 ]

 東京地検は5日、柔道関係者の女性にわいせつ行為をしたとして強制わいせつ容疑で書類送検された全日本柔道連盟(全柔連)の元理事(77)を不起訴処分とした。「被害者が告訴を取り下げたため」としている。

 元理事は11年11月、東京都豊島区の地下鉄駅のエレベーター内で、30代の女性に無理やり抱きついたりキスを迫ったりした疑いがあるとして、今年8月、警視庁捜査1課に書類送検された。元理事は全柔連の調査にわいせつ行為を認め、今年5月に辞任。全柔連は元理事を会員登録の永久停止などの処分にした。

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2013年11月5日のニュース