松山 背中痛でスタート直前棄権 緊急帰国し2日に検査へ

[ 2013年11月2日 06:00 ]

背中痛のため緊急帰国した松山

世界ゴルフ選手権シリーズ HSBCチャンピオンズ第2日

(11月1日 中国・上海シャサン国際GC=7266ヤード、パー72)
 初日28位の松山英樹(21=東北福祉大)は、背中痛のためスタート直前に棄権し、1日午後成田着の航空機で帰国した。2日にも地元・宮城または都内の病院で検査を受ける。石川遼(22=CASIO)は通算9オーバーの76位。藤田寛之(44=葛城GC)は川村昌弘(20=マイクロミル)とともに通算1オーバーの49位。63で回ったダンスティン・ジョンソン(29=米国)が通算12アンダーで首位に立った。

 スタートの約1時間前の午前8時すぎに会場入りした松山は、30分ほどパットの練習を行い打撃練習場に移動した。ウエッジを軽く打ってから、1Wを打ったが、背中に痛みを感じ練習を取りやめた。「コースに来て様子を見たが、やっぱり駄目となった」と関係者。そのまま大会本部に棄権を申し入れ、荷物をまとめ、この日午後5時30分すぎに帰国した。

 松山は関係者を通じ「球を打ってみたが、(背中の)痛みがとれず、スイングが思うようにできなかったため大事をとって棄権することに決めました。非常に悔しい思いですが今後も戦いは続くので決断しました」とコメント。昨季の米ツアー最終戦のウィンダム選手権(8月)でも腰痛を訴え、2週前のシュライナーズホスピタル・オープンでは疲労性の胃炎で2日目のスタート前に棄権。先週のCIMBクラシックでは、3日目に1Wを打った後に背中痛を覚え、患部にテーピングを施しプレーしていた。

 今大会で年内の米ツアー出場 を終え、来週の日本ツアー・HEIWA・PGMには エントリーしていない。東北福祉大の阿部監督は今後の予定について「来週いっぱい休みなので病院で検査をしてから決める」と語った。

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2013年11月2日のニュース