ジャカルタ巡業でインドネシアへ普及狙う

[ 2013年8月24日 06:00 ]

ASEAN事務局で行われた相撲講習会

 大相撲ジャカルタ巡業は24日にインドネシア最大規模の室内競技場「イストラスナヤン」で初日を迎える。

 本番前日の23日には松ケ根巡業部副部長(元大関・若嶋津)、鶴竜、琴奨菊がジョコ・ウィドド・ジャカルタ特別州知事(52)を表敬訪問。過去に東南アジアからはフィリピンから4人が入門しているが関取は生まれておらず、松ケ根副部長が「大きい人がいれば紹介してください」と声を掛けると、知事は笑顔でうなずき「インドネシア全土に相撲が広がってほしい」と協力を約束した。入門から70キロ体重が増えたエピソードを披露した琴奨菊も「相撲を通して文化交流ができれば」と普及に意欲的だった。

 今年は日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)交流40周年でもあり、午後には大山巡業部副部長(元幕内・大飛)らがASEAN事務局で相撲講習会を実施。力士が四股や所作を披露するたびに出席者から拍手が湧くなど大盛り上がりだった。

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