国際柔道連盟 上村理事の退任を承認 日本の影響力低下懸念

[ 2013年8月24日 01:38 ]

 国際柔道連盟(IJF)は23日、リオデジャネイロで役員改選などの総会を開き、ただ一人の日本人理事だった全日本柔道連盟(全柔連)前会長の上村春樹理事の退任を承認した。競技発祥国の日本が理事不在となり、国際舞台から「お家芸」の影響力低下が懸念される。

 日本人理事不在は2007年9月のIJF総会で山下泰裕理事が役員改選で落選して以来となるが、当時は翌日にマリアス・ビゼール会長の指名で上村理事が就任。今回は新たな人材が補充されない見通しで、日本人理事不在が本格化する。

 上村理事は不祥事の続発によって21日に全柔連会長を引責辞任した。(共同)

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2013年8月24日のニュース