ボルト五輪危機 ジャマイカの薬物検査体制にWADA警告

[ 2013年8月24日 06:00 ]

 陸上の世界選手権で短距離2冠を達成した男子のウサイン・ボルト(27)や女子のシェリーアン・フレーザープライス(26)らを含むジャマイカ勢が、16年リオデジャネイロ五輪を含むメジャー大会から締め出される可能性が出てきた。

 ジャマイカ・オブザーバー紙が23日に報じたもので、世界反ドーピング機関(WADA)のハウマン事務総長がジャマイカの薬物検査体制を「怠慢だ」と批判。「国家挙げての改善策が見られなければIOCや国際陸連に処分を求める」と国単位の制裁を示唆した。

 ジャマイカでは世界選手権を前にアサファ・パウエル(30)ら5選手が薬物検査で陽性反応を示していたことが発覚。同国の反ドーピング機関に勤務していた女性が米メディアに「5カ月間で抜き打ち検査は1回。薬物プログラムが機能していない」と暴露し、WADAが調査に乗り出していた。

 ハウマン事務総長は「国として対応できないなら倫理違反。それは選手にも影響を与えるだろう」と警告。改善する意思を見せなければ、ボルトの五輪短距離2種目の3大会連続制覇は消滅することになる。

続きを表示

「大坂なおみ」特集記事

「羽生結弦」特集記事

2013年8月24日のニュース