14歳・平野歩夢がW杯初出場初優勝「緊張なかった」

[ 2013年8月24日 11:01 ]

初出場で優勝した平野歩夢

 スノーボードのワールドカップ(W杯)ハーフパイプ(HP)の開幕戦は24日、ニュージーランドのカードローナで決勝が行われ、男子はW杯に初めて挑んだ14歳の平野歩夢(バートン)が1回目に92・25点をマークし、初優勝を果たした。

 1月の世界選手権で銀メダルを獲得した17歳の平岡卓(フッド)が91・75点で2位に入り、子出藤歩夢(日体大)は4位だった。藤田一海(西条ク)は準決勝で敗退し、17位だった。出場予定だった冬季五輪2連覇中のショーン・ホワイト(米国)は前週に現地で行われたスロープスタイル開幕戦の練習で負傷し、エントリーしなかった。

 女子決勝では降旗由紀(バートン)が76・25点の5位で、松本遥奈(クルーズ)は準決勝で敗れて13位だった。ケリー・クラーク(米国)が89・50点で通算7勝目を挙げた。

 ▼平野歩夢の話 初のW杯で優勝できたので良かった。緊張はなかった。五輪に少しは近づいたと思う。

 ▼平岡卓の話 ちょっとしたミスで優勝できず悔しいけど、表彰台に上れたので安心した。もっと技の完成度を上げたい。(共同)

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