吉田、伊調ら体力強化に汗 世界選手権へ女子代表合宿

[ 2013年7月23日 20:09 ]

レスリング女子の公開練習で選手2人を背負って坂道を上る吉田沙保里

 レスリングの世界選手権(9月・ブダペスト)に向け、女子55キロ級の吉田沙保里、63キロ級の伊調馨(以上ALSOK)ら日本代表が23日、新潟県十日町市の桜花道場で報道陣に強化合宿を公開した。五輪と合わせ、14大会連続世界一を狙う吉田は道場近くの“金メダル坂”と呼ばれる坂でダッシュなどの体力強化メニューをこなし「鍛えられたので気持ちがいい。すっきりしている」と汗をぬぐった。

 道場では女子が五輪種目入りする前から合宿を重ねてきており、坂道での約300メートルのインターバル走や手押し車などで約1時間、体を動かした。吉田は得意のタックルに入る前のフェイントを増やすことに励んでおり「外国勢は第1ピリオドに強いので油断せずにやりたい」と口にした。五輪3連覇の伊調は相手の体勢を崩す技術を磨いており「思い描いているレスリングを出したい」と話した。

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2013年7月23日のニュース