異例…内閣府、全柔連に組織改善求める勧告

[ 2013年7月23日 06:00 ]

 内閣府の公益認定等委員会は暴力指導や助成金の不正受給など不祥事が続く全日本柔道連盟(全柔連)に対し、組織運営の改善を求める勧告をすることを明らかにした。

 23日に上村春樹会長を呼び、安倍晋三首相名の勧告書を手渡す。同委によると、スポーツ関連の公益財団法人に勧告を出すのは初めて。必要な措置が取られない場合、同委は改善を命令し、それでも改善されなければ公益認定を取り消す。

 全柔連は、同委に提出した報告書が「事実関係を真摯(しんし)に報告する内容となっておらず、極めて遺憾」と突き返され、6月に異例の再提出をした。

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2013年7月23日のニュース