20年五輪 東京招致委、3都市「横一線」と分析

[ 2013年7月23日 17:19 ]

 2020年東京五輪招致委員会の樋口修資事務総長代行は23日、東京都内で東京商工会議所などが主催した講演会に出席し、9月の開催都市決定まで残り約1カ月半に迫った3都市の争いについて「現段階で私どもの読みとしては横一線に並んでいる」と分析した。

 樋口氏は「東京はアジア、アフリカの票を大きく獲得しながら、欧州や米大陸に票を広げていかないといけない」と戦略の一端を説明した。また、ライバル都市の動向について「マドリードは皇太子の協力を仰ぎ、欧州を中心に中南米にも強い。イスタンブールは国際的な風を吹かせると一時言われたが、必ずしも強いメッセージを植え付けられていないのでは」と述べた。

続きを表示

2013年7月23日のニュース