「恥ずべきこと。即日辞任を要求する」全柔連の了徳寺評議員

[ 2013年7月23日 20:52 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)の上村春樹会長を含む理事の解任を求めている了徳寺健二評議員は23日、全柔連が内閣府の公益認定等委員会から勧告を受けたことについて「きわめて恥ずべきこと。危機意識に欠ける執行部によって改善勧告を甘受する事態となった。即日辞任されることを要求する」との談話を発表した。

 勧告は助成金問題で全柔連に生じた損害の賠償請求を検討するよう求めた。助成金の問題で責任を指摘されている上村会長が、賠償を求める立場となりうるため「常識的にあり得ない。辞任していただかなくては」と強調した。

 解任について協議する30日の臨時評議員会をにらみ、了徳寺氏は「非常事態において、解任動議に反対される評議員は一人としておられないものと思います」と他の評議員をけん制した。

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2013年7月23日のニュース