桐生 世界に「Kiryu」覚えてもらう、初海外遠征から帰国

[ 2013年7月3日 06:00 ]

陸上のダイヤモンドリーグが行われた英国から帰国し、質問に答える桐生

 陸上の男子100メートルで日本歴代2位の10秒01の記録を持つ桐生祥秀(17=洛南高)が2日、初の海外遠征先だった英国から関西国際空港着の航空機で帰国した。

 6月30日のダイヤモンドリーグ第7戦(バーミンガム)は、予選で出場16人中最下位の10秒55という不本意な結果に終わった。それでも「この大会は経験が第一と考えていた。日本と違う環境に慣れないと通用しない。自分の走りを忘れないこと。経験を次で生かしたい」と前向きだ。大会パンフレットには「Kiryu」ではなく「Kiyou」で紹介され、「誰かと思った。ちゃんと覚えてもらえるように頑張りたい」と闘志をかき立てる。今後の目標は30日開幕の全国高校総体(大分)。今回は十分な調整期間があり「冬にやった練習も入れて土台づくりをしたい」と巻き返しを期した。

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2013年7月3日のニュース