リシキ 緩急つけて完勝4強、波乱大会でV候補一角に

[ 2013年7月3日 06:00 ]

女子シングルス準々決勝でカイア・カネピを破り喜ぶザビーネ・リシキ

ウィンブルドン選手権第8日

(7月2日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 女子シングルス準々決勝は緩急をつけた試合運びでリシキが完勝した。強烈なサーブで主導権を握り、強く正確なストロークで相手を振り回し、隙があると見ると得意のドロップショットで揺さぶった。

 「準々決勝の舞台には前に3度立っている。その経験が生きた」。観客に何度も投げキスをして喜びをあらわにした。1日に第1シードのS・ウィリアムズを破り「今回は(4強入りした)2年前よりももっといい状態」と言う。波乱が続く今大会で優勝候補の一角に躍り出た。

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2013年7月3日のニュース