蒼国来「土俵で恩返しを」 やり投げディーンら祝福

[ 2013年4月27日 19:18 ]

 大相撲の八百長問題をめぐる地位確認訴訟で勝訴し、解雇処分が取り消された中国出身の幕内蒼国来(荒汐部屋)の角界復帰を祝うパーティーが27日、東京都内のホテルで開かれ、弁護士や支援団体のメンバーら約130人が集まった。

 あいさつに立った蒼国来は「これから皆さんに恩を返せるのは、たった一つ。土俵の上で見せる相撲と思っています。これから頑張っていきます」と宣言した。師匠の荒汐親方(元小結大豊)は「皆さまのおかげで幕内という駅のレールに乗せることができました」と感謝を述べた。

 荒汐部屋を訪問したことがあるという陸上男子やり投げのロンドン五輪代表、ディーン元気(早大)も出席し「また以前のように活躍されるには今まで以上の努力と汗を流さないといけない。それを乗り越えて闘われることを祈っています」と話した。

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2013年4月27日のニュース