松山　ジャンボに待った！ノーボギーで首位浮上

７番、アプローチショットを放つ松山英樹

男子ゴルフツアーつるやオープン第２日

（4月26日 兵庫県川西市、山の原ゴルフクラブ山の原コース＝６７９３ヤード、パー７１）
　２１歳が６６歳の快進撃に待ったをかけた。３８位スタートの松山が、６バーディー、ボギーなしの猛チャージを見せ、４ホールを残して暫定首位のジャンボに並んだ。「４ホール残っているのでどうなるか分からないけれど、しっかりやってジャンボさんと回れるように頑張りたいです」と決勝ラウンドでの同組ラウンドに思いをはせた。

　初日前日のプロアマ戦ではＯＢを３発叩くなど不調だった１Ｗ。「見た目が変わったかどうかは分からないけれど、良くなったからいいんじゃないですか」と詳細は明かさなかったが、修正ポイントがピタリと当たったようで、ティーショットはほぼフェアウエーを捉えた。

　ショットが安定すれば、相乗効果で全てが好転。１番ではカラーから１０メートルを沈めてバーディーを決めるなどパットもさえた。４番の第１打の後に雷による２時間４８分の中断を挟んだものの、流れは変わらなかった。

　ジャンボが最後に優勝したのは１０歳の時。その勇姿は「格好いい」と幼心に刻まれた。決勝ラウンドでは４５歳差のＶ争いに注目が集まりそうだ。