白鵬は蒼国来と4番のみ 低調の横綱、大関陣

[ 2013年4月27日 15:39 ]

 大相撲夏場所(5月12日初日)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が27日、東京・両国国技館で一般に無料公開して行われ、2場所連続25度目の優勝を狙う横綱白鵬は、八百長問題に絡む地位確認訴訟の勝訴を経て角界に復帰した幕内蒼国来と4番取っただけで、他には胸を貸さなかった。観衆は5073人。

 他の横綱、大関陣も低調で、先場所9勝6敗だった横綱日馬富士は大関鶴竜と9番取るにとどまった。鶴竜、稀勢の里、琴奨菊、琴欧洲の4大関同士の稽古でも目立って動きのいい力士はいなかった。

 両関脇は豪栄道が琴奨菊と互角に近い内容で、11番取った把瑠都は下位に力の差を見せるなど、まずまずの出来だった。

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2013年4月27日のニュース