残り0・1秒で決めた!クリッパーズ本拠で競り勝ち

[ 2013年4月24日 06:00 ]

プレーオフ西地区1回戦 クリッパーズ93―91グリズリーズ

(4月22日 ロサンゼルス)
 NBA西地区全体4位のクリッパーズは地元ロサンゼルスで5位グリズリーズに競り勝ってホームで2戦2勝。第4Qの残り13秒に同点とされたが、この日24得点のクリス・ポール(27)が終了直前に難しい体勢からシュートを決めてチームを勝利に導いた。東地区では5位ブルズが敵地ブルックリンで4位のネッツを90―82で下して1勝1敗。第3戦と第4戦は舞台をシカゴに移して行われる。

 クリッパーズは終了間際、ポールは守備のスペシャリスト、グ軍アレンにマークされたが右サイドを果敢に突破。「トニー(アレン)のマークはきつかった。でも時計はきっちり見ていた」と冷静にプレーし、最後はランニング・ステップでシュートを放った。これがバックボードに当たってリングに吸い込まれ2万人の地元ファンは歓喜。ブザービーターかと思われたプレーは審判団の判断で残り0・1秒に戻されたが、大勢に影響はなかった。初のディビジョン優勝とチーム最多の56勝(26敗)を挙げて臨んでいる今プレーオフ。悲願のファイナル初出場を目指し、まずは順調に白星を2つ並べた。

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2013年4月24日のニュース