角界去った複数の元力士から八百長検証で連絡入る

[ 2013年4月24日 21:20 ]

 日本相撲協会の宗像紀夫危機管理委員長(元東京地検特捜部長)は24日、2年前の大相撲八百長問題で関与の認定を受けて角界を去った元力士ら24人のうち、複数から連絡が入ったことを明らかにした。

 幕内蒼国来の地位確認訴訟で相撲協会が敗訴したことを受け、検証に乗り出した危機管理委員会の作業部会は24人に関し、要望があれば認定に至った経緯の検証にも応じる方針で、対応が注目される。

 蒼国来の件については放駒前理事長(元大関魁傑=定年退職)らから事情を聴く方向だが、宗像委員長は「今のところ、聞き取りをしたとの報告はない」と話した。早ければ6月までに検証を終えるとしている。

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2013年4月24日のニュース