安倍首相「残念」全柔連不祥事、国会で取り上げられる

[ 2013年4月24日 06:00 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)の不祥事がついに国会で取り上げられた。参院予算委員会で、日本維新の会の片山虎之助参院議員(77)が柔道界の体罰や、助成金不正受給問題について質問した。改革プロジェクトのメンバーに全柔連幹部が名を連ねることなどを問題視し、「常識に外れている」とした。

 前政権時に武道必修化を決めた安倍晋三首相(58)が「中心的な全柔連がこうなっているのは残念。青少年にも悪い影響を与える」と話せば、下村博文文科相(58)も「自浄作用を発揮して立ち直ってもらいたいし、文科省としても監督していく」と語った。国会で取り上げられたことに全柔連の上村春樹会長(62)は「はなはだ不名誉なこと」と険しい表情を浮かべた。

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2013年4月24日のニュース