タイガーチャージ不発…4差 2罰打なかったらプレーオフに?

[ 2013年4月16日 06:00 ]

18番でバンカーショットを放つウッズ

USPGAツアー マスターズ最終日

(4月14日 米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
 「2罰打騒動」で揺れる中、ウッズは懸命にチャージをかけたが及ばなかった。4打差の4位。「4日間ともスピードが違っていた」と毎日“表情”を変えるグリーンに手を焼き、パッティングで精彩を欠いた。

 「負けたときにはいつでも“What―if(もしかしたら)”がある」。2日目の15番(パー5)の第3打がピンを直撃して池に落ち、ドロップの場所が間違っているとして翌日に2罰打を科せられた。もしかしたらバーディーの4だったのに結局8。その4打分がなければ計算上プレーオフに残れたことにもなるが、ウッズは淡々と振り返っただけだった。

 マスターズ8年ぶりのVは消滅。それでも各ブックメーカーは全英、全米、全米プロの優勝オッズでウッズを1番人気に推している。果たしてメジャーで勝利の女神はほほ笑むのか?手応えと悔しさを残してウッズはオーガスタを去っていった。

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2013年4月16日のニュース