JOCに不祥事「調査権」明文化 加盟団体への権限強化

[ 2013年4月16日 20:20 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)は16日、加盟する競技団体で不祥事があった場合にJOCが立ち入り調査できるなどの「調査権」を加盟団体規定に明文化する方針を決めた。

 全日本柔道連盟の暴力指導問題などを受け、上部団体として的確に対処するため。規定を改定する検討会でまとめ、6月の評議員会で正式決定する予定。JOCの平真事務局長は「これまでも可能だったが、しっかり調べられるように権限を強化していく」と説明した。加盟団体に対して、定期的に資格審査をする方針も決まった。

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2013年4月16日のニュース