ノーマン「涙があふれてきたよ」…自身は3度2位

[ 2013年4月16日 06:00 ]

最終ラウンド、カブレラ(右)とのプレーオフを制し、初優勝を喜ぶスコット

USPGAツアー マスターズ最終日

(4月14日 米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
 スコットの優勝をフロリダ州の自宅で見届けたグレグ・ノーマン(58)はAP通信の取材に答え「月に座って見ていたけれど、目に涙があふれてきたよ」とジョークを交えながら歓喜。

 自身はマスターズで3度2位となっていただけに、友人に宛てたメールでは「ゴルフの神々は決してオーストラリアに冷淡ではなかったね」とスコットが母国にもたらした初のグリーン・ジャケットを心の底から喜んでいた。

 ▽マスターズでのノーマンの悲劇 86年は最終日を首位で迎えながら65で回ったニクラウスの猛チャージにあって1打差の2位タイ。87年はバレステロスを含めた3人のプレーオフとなり、2ホール目でマイズにチップイン・バーディーを決められて敗北。96年は2位ファルドに6打差の首位で最終日を迎えたが78で自滅。67 で回ったファルドが優勝し5打差の2位に終わった。

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2013年4月16日のニュース