「顧問料」名目で年寄名跡保有者への金銭授受容認

[ 2013年1月31日 06:00 ]

 日本相撲協会の公益法人制度改革対策委員会は30日、両国国技館で会合を開き、年寄名跡の扱いについて大筋で定款がまとまった。

 協会管理の名跡を新たに襲名した親方が「顧問料」などの名目で前保有者に金銭を渡すことを容認する内容などが盛り込まれ、31日の理事会に諮る。また、相撲協会と親方との契約関係については認定審査を行う内閣府などと意見調整中。協会側は新法人で強力な権限を有する評議員に親方衆を送り込むことが可能な委任契約を希望するが、役所側は親方が評議員になれない雇用契約を要望。意見に食い違いがあるため、認定申請はさらにずれ込むことになった。

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2013年1月31日のニュース