“最速”QB 49ersキャパニックに記者殺到

[ 2013年1月31日 06:00 ]

抱負を口にする49ersのキャパニック

 スーパーボウル(2月3日、日本時間同4日)の試合会場となるニューオーリンズのスーパードームで29日、レイブンズと49ersの合同会見(メディアデー)が開催され、約3000人の報道陣が集結。49ersのQBコリン・キャパニック(25)が陣取った席には多くの記者が押し寄せた。

 なにしろ先発昇格10戦目での大舞台は歴代最速。「開幕前はなんでもいいからプレーしたいと思っていたのに、今ここにいる」と感無量の面持ちだった。

 本来のエースQBアレックス・スミス(28)が脳振とうでダウンしたため昨年11月19日のベアーズ戦から先発に昇格。無名のネバダ大出身とあって、ジム・ハーボー監督(49)の決断には批判も集まった。だが、その後は7勝2敗。NFC準決勝のパッカーズ戦では181ヤードを走破しQBの史上最長ラン記録も樹立した。

 高校、大学では野球のエースで、大リーグのカブスにドラフト43巡目で指名されたが、選んだのはNFLへの道。49ersはモンタナ、ヤングの両QBを擁して過去のスーパーボウルでは5戦全勝だが、キャパニックは新たな歴史を築けるか?

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2013年1月31日のニュース