女子柔道 園田監督が辞任へ「これ以上、強化に携わるのは難しい」

[ 2013年1月31日 16:09 ]

会見で頭を下げる園田監督

 暴力行為などがあったとしてロンドン五輪代表を含む15選手に集団告発をされていた柔道全日本女子の園田隆二監督(39)が31日午後、東京・文京区の講道館で会見を行い、全日本柔道連盟(全柔連)に進退伺を提出し、「これ以上、強化に携わるのは難しい」として辞任する意向を示した。

 会見で園田監督は「私の行動、言動で迷惑をかけて深く反省している。選手と信頼関係を持ってやっていこうと思っていたが、一方的だった」と謝罪した。

 園田監督は来月5日、選手らとともにグランドスラム・パリ大会に向けて出発する計画があり、30日の時点では予定通りだったが、全柔連の上村会長は「今のままで行くにしても、あるいは(監督を)代えるとしても、きちんと(聴取の)結果をみなければ。真の解決はみていないと思っている」とし、監督交代の可能性にも言及していた。

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